【映画批評】白黒はっきりさせたい人には不向きな作品かもしれない - ネタバレあり


先週の土曜日(7月30日)に、アマプラで「私はゴースト(原題:I Am a Ghost)」という作品を観た。

私はゴースト

私はゴースト

  • アンナ・イシダ
Amazon

これを観ようと思ったきっかけとしては、なんとなく見ていたYouTubeのレビュー動画(最近よく見るようになったYouTuberの動画を見ていた)なのだが。

そのYouTuberのレビューがとても上手く、つい「観てみようかな」という気持ちになり、しかもアマプラで見ることができるということで、そのレビュー動画を観終わって早々、本作を観ることにした。

あらすじ

あらすじは下記の通りである。

人里離れた一軒家に取り憑いている亡霊エミリーは、自分が死んだことに気づかないまま、淡々とした毎日を繰り返していた。そんなある日、彼女の耳にどこからか女性の声が聞こえてくる。シルビアと名乗るその女性は霊媒師で、エミリーを成仏させるためにやって来たのだという。エミリーはシルビアと一緒に、自分がなぜ死んだのか、そしてなぜ成仏できないのかを探ろうとする。
引用:映画.com

従来のホラー作品なら生きている人間側の目線で幽霊と遭遇し……という感じだが、この作品は(あらすじを読めば分かるが)幽霊側の目線で話が進み、幽霊が生きている人間と遭遇することで物語が結末へと向かうのだ。

個人的には「好みの作品だなぁ」と思ったのだが、結末が視聴者の想像に任せるぜ!といわんばかりの終わり方だったため、白黒はっきりつけたい人にはあまり向かない最後だったかなぁ……?と思った。

感想

霊媒師に「自分が幽霊だと認識していないと成仏できない」と言われていた主人公は、最後の最後、霊媒師に浄霊されながら "I am a ghost, I am a ghost..." とつぶやくのだが、まだ浄霊が終わっていないうちに話が終わるため、主人公が最後どうなったのかは、視聴者が独自に解釈するしかないのだ。
自分はこういう終わり方は大丈夫なため、本作を見終わったところで不快な気持ちは生まれないどころか「あなたの見解はどう?私はね……」と情報交換をしたくなるのだが、主人公がどうなったのか知りたい人には成仏したかどうか教えろよ!とツッコミを入れたくなる作品だろうなぁ、と思うのだ。

過度な演出はないため、元々ホラー作品が好きな人でも、ホラー作品をあまり見ないが興味はある人でも、話の結末が許せる人だったら面白いと思えるんじゃないだろうか?と思った。