【映画批評】思わぬ展開で驚いた - ネタバレあり

先月下旬、生理がめちゃくちゃ遅れているのに、症状が重めの生理前の肉体的不調(俗にいう月経前症候群)があり、悩まされていたのだが。
熱があるわけじゃなかったため、ベッドで横になりながらアマプラでなにかを観ようと思い、アマプラ内で作品を探していたら、「整形水」という作品を見つけた。

元々は韓国の長編アニメで、前に話題になっているのを見かけたことがあったため、アマプラで観られるなら観ようと思い、鑑賞した。

あらすじ

あらすじは下記の通りである。

小さい頃から外見に強いコンプレックスを持ち、人気タレントのメイクを担当しているイェジ。タレントからは罵倒され、ふとした偶然で出演したTV番組では、自分への悪意ある書き込みで自暴自棄に。
そしてある日、巷で噂になっている“整形水”がイェジの元へ届けられた。(中略)美しくなりたいという欲望に駆られ、イェジは“整形水”を試すことを決意する。
引用:公式サイト

最初、話題になっている時は、単純に「整形依存に陥る女性の話」だと思っていたが、どうやら元々はLINEマンガで連載しているホラー系漫画(オムニバス形式の作品)が原作らしい。
自分は原作のことは知らず、先程も記したが「整形依存に陥る女性の話」だと思っていたため、作品を観る上で、自分が思っていたよりホラー系都市伝説のような話の展開になり、驚いた。

感想

そもそも「整形水」というもので綺麗になれる、という設定が少し都市伝説のように思えるが、自分はこの作品を観るまでは「美に執着するあまり落ちぶれていく女性の話」だと思っていたため、闇医者にそそのかされて整形水なるものをもらったのかな?程度にしか思っていなかったのだ。

作品が進むにつれて、主人公のイェジが作品上で起きている事件(若い女性の連続行方不明事件)に巻き込まれてしまうのだが、まさかそんな展開になるとは思っておらず、しかもその事件の犯人がイェジの知り合いだったため、とても驚いてしまったのだ。

別に、こういう系の話は好きなのだが、黒幕が現れるような話だと思わずに観始めてしまったため、事前に調べてから作品を見ればよかったなぁ……?と、少し思った。
まぁ、この作品の黒幕的存在の人物も、美に執着するがあまり整形水の虜になってしまった人であるため、「可哀想な人間」ではあるのだが。

この人物も、主人公同様「醜い見た目」で生まれてしまい、そのせいで苦労が多かったのだ。

見た目のせいで苦労が多かったからこそ、整形水に魅了され、挙句の果てに「犯人自身が理想とする顔パーツ」を持った女性を誘拐するようになってしまったのだ。

倫理的・道徳的観点から見たら犯罪はいけないが、自身の顔が原因で美に執着してしまうのは理解できるため(自分も『醜い顔』の持ち主なので)、話の展開に驚きつつも「美に執着してしまう登場人物達の姿」には共感してしまった。