【映画評論】話の展開が早く感じた

2週間前の今日である13日に、「ホテルローヤル」という映画をアマプラで観た。

桜木紫乃さんの小説を元とした映画で、「推しの俳優さんが出ているから」という理由で最初は映画館で観ようと思っていたのだが、生活圏内の映画館では上映していなかったため、DVD化するまで待とうと思っているうちに、いつの間にかアマプラで観られるようになっていたのだ。

あらすじ

あらすじは下記の通りである。

北海道、釧路湿原を望む高台のラブホテル。雅代は美大受験に失敗し、居心地の悪さを感じながら、家業であるホテルを手伝うことに。アダルトグッズ会社の営業、宮川への恋心を秘めつつ黙々と仕事をこなす日々。甲斐性のない父、大吉に代わり半ば諦めるように継いだホテルには、「非日常」を求めて様々な人が訪れる。
引用:公式サイト

「わざわざDVDを手に入れなくてもアマプラで観られるのならいいや」と思いアマプラで観たのだが、元々原作を知っている上で映画を観たからか、話の展開がやけに早いな、と思ってしまった。

感想

元々、映画の公開前に「予習がてら原作を読んでみよう」と思い至ったため、まだ映画館で上映されていないうちから原作を読んだのだが。

原作は長編小説ではなく、連作短編集という「同じテーマで書かれた短編を1冊の本にまとめたもの」であるため、この作品に当てはめるならホテルローヤルというホテルを舞台にした1話完結の物語が1冊の本になっているという作品なのだ。
1話1話が独立しているため、映画が上映された際は「どういう風に映像化しているのだろう?」と興味がわいていたのだが、いざアマプラで映画を観てみたら、全話を無理に詰め込んだような作品になっていたから驚いてしまった。

この作品に限らず、書籍の実写映画化は好意的に見ているのだが、この作品に関しては無理やり1作品の映画にするのではなく「ドラマ化」した方がよかったのでは?と思ってしまったのだ。

何度も言うが、原作である小説が1話ごとに独立した話となっているため、無理やり1作品にすると「どの話も中途半端なまま先へ進んでしまう」のだ。

それだったら1話完結のまま「ドラマ」としてテレビで放送した方がいいのでは?と思うのだ。

どうしても1冊まるごと映画にしたいのなら、1つの話を主軸に、話を展開していった方がよかったのでは?と思うのだ。

映画界に関してはド素人なため、プロの方々から見たら「いけ好かない意見」に感じるだろう。
ただ、ド素人だからこそ、この作品はあらかじめ原作を読んで予習をした方がいいと感じたのだ。

本当に、自分はあらかじめ原作を読んでいたからこそ「やけに話の展開が早いな」と感じ取れたが、原作を全く読まずに映画を観ると、なんかよく分からんまま映画が終わったなぁ……と思ってしまう可能性が高いのだ。

もし、これから先、この作品を観てみたいと思っている人がいるならば、予習として先に原作を読んでおいた方がいいかもしれない。

読みやすい文章であるため、普段からあまり本を読まない人でも集中して読めるのでは?と思っている。