根拠が乏しいものを信じる、反ワクチン派

先日、自宅のポストにこんなものが入っていた。

「ワクチンの副反応が心配だから」という理由で反ワクチン派になっている人もいるだろうから、反ワクチン派の人々全員を貶めたいわけではないのだが、どうしても反ワクチン派の中には根拠が乏しいものを信じ込んでいる人もいるだろう。
私の自宅のポストに入っていたチラシを作った人は、なにを見聞きして「反ワクチン派が作ったチラシ」と捉えかねないものを作り、わざわざ他人の家のポストへチラシを入れたのかは分からないが、人によってはそうだろう。

自分はどちらかというと「ワクチン賛成派」ではあるものの、根拠のあるものをそれなりに信用している人だったら反ワクチン派が存在していてもいいと思っており(そもそもコロナワクチンに限らず『どの物事』にも肯定的意見と反対意見がある)、どんな意見だろうがお互いを尊重できればいいと思っているのだが。

根拠が乏しいものを信じ込んでいるせいで反ワクチン派に回っている人に限っては、なぜそれを信じているのか、なぜそれを疑うことを知らないのか、疑問に思ってしまうのだ。

存在を隠したいわけではないだろう

自宅のポストに入っていたチラシで「新型コロナウイルス自体 存在証明・科学的根拠・論文等は開示されていません!」と書いてあるが、ここ数年で生まれた新種に対して、研究途中にあるものをなんでもかんでも情報開示するわけないでしょう、と思うのだ。

研究内容によっては「まだ分からないところ」があるだろう、それを不確かな情報のまま論文として公表したい研究者はいるのだろうか?

自分がもし研究者側だったら、「根拠のある確かな情報」が生まれるまで研究し続け、「根拠のある確かな情報」が「根拠のある確かな情報」として認められてから、初めて公の場で発表するだろう。

医療系の研究者たちだって新種のウイルスが突然生まれて慌てているだろうし、必死になって新型コロナウイルスに対し研究を続けているだろうに、研究者でもない一般人が「新型コロナウイルス自体 存在証明~等は開示されていません!」と言い切ってもいいのだろうか?
チラシに書いてある文言の受け取り方によっては、もしかしたら「新型コロナウイルスなんて実は存在しません!」と誤訳するような人も出てくるかもしれないのだが、そう思わせてしまう可能性が少しでもあるチラシをただの一般人が作ってもいいのだろうか?

自分があのチラシを読んだところで、反ワクチン派の人がわざわざ作ったんだなぁ……としか思わなかったが、ワクチンを含む「医療系コンテンツ」を不確かな情報を元に反対意見を持ち、ただの一般人なのに反対意見を言い切る形で公言してもいいのだろうか?

「物は考えよう」なのだ

ここからは少しぶっ飛んだ内容の話になるため、まともな人に関しては真面目に読まなくてもいいのだが。
根拠が乏しいものを信じているゆえに反ワクチン派になっている人に対して、こんなことは考えないのだろうか?

考えないから「根拠が乏しいもの」を信じるのだろうが、もし根拠が乏しいものを最初に言い始めた人がいわゆる優生思想の持ち主で、優生思想ゆえに確かな情報と不確かな情報を見抜けない、いわゆる「頭が悪い人」をあぶりだしたいがゆえに、根拠が乏しい情報を流している可能性は考えないのだろうか?

俗にいう陰謀論になってしまうが、頭が悪い人間を排除したい優生思想の持ち主が、頭が悪い人間を排除する第一段階として「根拠の乏しい情報」を布教し、それに引っかかるか引っかからないかで「頭が悪い人」を見極めている可能性はないのだろうか?

こんなことを考える自分ですらこんなぶっ飛んだ設定がよく思いつくわ(笑)と思ってしまうため、まともな人ならほぼ全員が「さすがにそんなわけがないだろう」と感じるだろうが、物は考えようだろう。
いちばん最初に「根拠が乏しいもの」を言い出した人が、どういう理由で布教し始めたのかは正直なところ分からないが、頭が悪い人間を相手にしたい気持ちがある可能性は否めない(0%ではない)だろう。

そこまで考えが及ばないからこそ根拠の乏しいものを信じ、反ワクチン派になるのだろうが、もし仮に「優生思想の持ち主による陰謀」が本当だったとしたら、反ワクチン派の人はなにを思い、なにを考えるのだろうか?