「正義」とは

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2019年12月からオトナの土ドラ枠で放送されていたドラマ「悪魔の弁護人 御子柴礼司」にて、忘れられない台詞がある。

そもそもこのドラマには原作があり、中山七里さんという推理作家さんの「御子柴礼司シリーズ」と呼ばれている、法廷ものでもありシリーズものでもある推理小説なのだが。
シリーズもの中でもごく一部の作品しか読んでいないものの、知っている作品の実写ドラマ化ということもあり、興味本位でドラマを見てみたのだ。

まさか、正義について考えさせられるとは思ってみなかったのだ。

「正義」の意味

ドラマや原作の小説を見ていない(読んでいない)人のために、あまり内容を言ってはいけない気がするのだが。

主人公である弁護士の御子柴礼司は、中学生の時に世間を騒がした殺人事件の犯人という過去を持っていて、あるきっかけで「『あの事件』の殺人犯」ということが世間にバレてしまう。
そんなことから「殺人犯のくせに弁護士になっているなんて」と叩かれてしまうのだが、2020年1月18日に放送されていた7話で、御子柴礼司が働いている法律事務所の事務員さんの台詞に納得してしまった。

正義って武器なの?誰かを傷つけるためにあるの?
正義は、ナイフみたいに振りかざすものじゃないと思う。
心を守る、盾なんじゃないかな。

新聞記者をしている友人と対立した時の台詞で、御子柴礼司の過去を「正義のため」といって新聞記事にしている友人に発した台詞だった。

自分も正義をやたらめったに振りかざすものではないと思っているが、だからといって正義とはなにか聞かれても、上手く定義できず「正義ってなんだろう……。」となってしまうのだが。

「心を守る盾」という台詞を聞いた時に、なるほどなぁ、と納得したのだった。

原作本の存在

法廷物、推理物、そもそも読書が好き、という方で原作の小説に興味があるなら読んでみてもいいんじゃないかと。
全作品を無理に読まなくてもいいのだが、試しに1作目だけ読むのもありだと思っている。

ドラマに使われていた話は

1作目「贖罪の奏鳴曲」
2作目「追憶の夜想曲
3作目「恩讐の鎮魂曲
4作目「悪徳の輪舞曲」

の4作品のため、2作目以降も読んでみたいという方がいれば参考にしてほしい。

ちなみに、ドラマが終わった後に5作目である「復讐の協奏曲」が出版されたらしい。

このシリーズ以外にも中山七里さんの作品は色々あるから、これが好みではなくても他の作品で好みの作品が出てくるかもしれない。
だから、興味があれば(興味がなかったら無理に読まなくてもいい)他の作品にトライするのもありだと思っている。