精神疾患は「心の風邪」ではなく、「心の癌」だと思う

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うつ病のことを「心の風邪」と例えることがあるけれど、うつ病に限らず、精神疾患は風邪のように勝手に治るようなものじゃない。
癌のように、放っとけば放っとくほど悪化してしまい(しかも悪化するほど治りが遅くなる)、あげくのはてに自殺する。

早期で治療をすれば回復するのが早いけれど、症状がなくなっても「完治」ではなく「寛解(治ってはいないが症状が出でいない状態のこと)」と呼ばれる。

厄介な病気だと思う。

精神疾患と癌

精神疾患と癌は全く違う病気ではある。

精神疾患と風邪も、関係のない病気ではあるが。)

でも、薬を飲めば確実に治る風邪と、早期に治療した方がいい(放っておけば放っておくほど病状が悪化する)癌を比べたら、癌の方が精神疾患に少し似ている気がする。
早期で治療した方がいい辺り、放っておけば放っておくほど悪化するあたり、「寛解」という言葉も精神疾患の治療と癌の治療両方で使われる辺り、「精神疾患」と「癌」は少し似ているように思う。

精神疾患」と「風邪」に、似ている部分はないと思っている。

だから、精神疾患を別の病気に例える時に「風邪」は使わない方がいいんじゃないかと。

たぶん、精神疾患は他の病気と同じノリで発症するから、それを例えたくて「風邪」と例えたんじゃないか?と思っているのだが。
風邪と同じぐらい身近な病気だけれど、風邪のように確実に治るようなものではなく、癌と同じぐらいの厄介さがある病気だと思っている。

精神科や心療内科

abeclinic.com

もしかしたら心療内科より精神科の方が行きづらいかもしれないのだが、一応「精神科」と「心療内科」は違っていて、

精神科……ストレスが精神面に出ている場合に受診するところ
心療内科……ストレスが身体に出ている場合に受診するところ

となっている。

今の時代、精神科と心療内科が一緒になっている病院があったりするから、もし心療内科をうたっている病院でもうつ病などの治療をしてくれる可能性があるため、気にしなくてもいいと思うのだが。

本当だったら、少しでも心因性の不調が出たら、精神科なり心療内科なり受診をしてほしい。

「ただの甘え(怠け)だし。」
「精神科(心療内科)なんて。」

と思うかもしれないが、他の病気と同じノリで精神疾患を発症してしまうため、甘えとか怠けなんて関係ないと思っている。

他の病気と同じノリで精神疾患になるんだから、「精神疾患=甘え(怠け)」という言葉は「他の病気も『甘えている(怠けている)』から発症する」と言っているのと同じじゃないかと。

精神疾患といえど、何回も言うが癌のように病状が悪化していき、放っておきすぎると自殺として死んでしまう病だ。

精神疾患だからって、甘く見てはいけない。
精神疾患は思っているより恐ろしい病気だ。

なにか気になる不調があったら、他の病気を治すのと同じノリで、精神科や心療内科に受診してほしいと思っている。