心残りと10年

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2011年3月11日。

当時の自分は高校1年生だったのだが、ちょうど高校入試(一般入試)当日だったこともあり、在校生である自分は「登校禁止」という名の休みになっていた。
小学生(5年生)だった妹は学校があったため家にはいなかったものの、どういう理由だったか母親と自分の2人で母親の実家に行くことになり、妹が下校するまで母親の実家で過ごしていた。

14時46分頃、自分の住む福井県は震度2か3ぐらいのあまり大きくない揺れがあるだけで大したことはなく、ちょうど祖母と母親と一緒にいた自分は「あれ?地震やなぁ。」という会話しかせず、学校にいた妹なんて(学校にいた全員が)揺れに気づかなかったらしい。

こっちの揺れがその程度だったから、まさか同じ日本で大きな揺れ、大きな津波がきていたなんて思っていなかった。

出会いと別れ、そして後悔

翌月、2年生に進級したタイミングで、同い年の女の子が福島県から避難してきた。

こっちにいたのは一時的だったため、数ヶ月ほどで地元(福島)へ帰ってしまったのだが、少しの間しかこっちにいなかったにも関わらず、彼女と自分を含めたグループ(いつメン)ができていた。

仲よしグループができていたほどだったため、彼女が地元に帰る際、彼女から家の住所が書かれたメモをもらったのだが(年賀状なりなんなり送ってほしいという意味でメモをもらった)、よりによってそのメモをなくしてしまったのだ。
ただの不注意であり、決して彼女が嫌いだったからメモを捨てたとかそういう意味は一切ないのだが、どういうわけか携帯の連絡先(LINEなりメアドなり)を交換していなかったため、それ以降、彼女とは音信不通となってしまった。

ただの不注意とはいえ彼女には申し訳ないことをしたと、いまだに悔いが残っている。

気がかり

今さら彼女と連絡を取り合いたいとか、わがままを言おうなんざ思っていない。

ただ、彼女が元気にしているのか、気がかりなのだ。

自分は生き恥をさらしているようなものだから(高校卒業と同時に無職生活を送っている)、彼女には顔向けができないと勝手に思っているのだが。
彼女が地元に帰って10年ほど経った今でも、彼女が元気にしているのかが気がかりで、ずっと心の中に引っかかっている。